New York. Some call the leading city in the world.
数年前に来て以来、もう訪れることはないであろうと思っていた街へひょんなことから来ることになってもう3週間が経とうとしてるわけだが
完全サンフランシスコ贔屓の私の目にもこの街の魅力は強烈に訴えてくるものがある。
比較なんてチープなやり方は嫌いだが、SFとNYは全く違った要素をもった都市同士で
街を毎日歩きながら、SFにはなかった事を探しては楽しんでいる。
SFの年中てきとーに涼しいですよ気候と、NYのNo joke気候では、人格形成も社会形成もそりゃ変わってくるだろうと思った。
ちなみにNYの冬の寒さは、緯度が全然高いアイスランドよりもアイルランドよりも寒い。寒流とかそーいった理由だろうとは思うが。
NYのホームレスは本当に命がけ。体感気温ー15度とかが普通にありえる屋外で生き延びることは、簡単に選択できるものではない。
SFの生ぬるい環境に生きるホームレス達は、一度こっちへきてサバイバルの厳しさを知るべきだと思う。とかんたは言っていた。
毎日氷点下の中、セーター4枚とジャケット2枚で縦と横がわからなくなるくらい着込んで歩いていると、勝手に気持ちが引き締まる。
生きることに対する執着心、そこから生まれる向上心。
厳しい気候を通してニューヨーカー達は、世界のトップ都市を作り上げてきたんだろうなと思う。
年末年始にかけてSFからきてくれたJames と Joy が連れてってくれたお店、French Roast Cafe。
その日は天気も悪く、灰色の重たい雲から粉雪が舞い落ちていた。
オーダーしたのはGrilled Vege Open Face Sandwitch と Soy Latte。
ガラス張りになっているカフェからは、道路の向こう側に古い赤レンガの、これぞNY!というようなアパートメントの並びが見え、そこに降りかかるように粉雪が舞う。
あったかいSoy Latteのカップを手のひらに包みながらぼんやりと見るその光景が、大好きでたまらなかった。
レンガ造りの古い建物、その合間に突如とあるステンドガラス張りの教会、今にも凍えそうなツンとした空気の中に舞うぽふぽふの粉雪。
寒い寒いと言って入るヨーロッパのカフェ。
SFとはまた違ったよさを、日々実感しています。
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